のほほん感想録

本の感想や学んだことを主に書いてます。ビジネス書から小説、漫画までいろいろ読んでます。最近はゲームや株主優待も取り上げてます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

完璧主義を治すって考え方、やめませんか?

完璧主義を治したいと思っている人は、少なくないと思います。 かく言う私も完璧主義です。この完璧主義を治したくて、本を読んだら治らないかなとか考えていたのですが、そう簡単に治ることがありませんでした。 でも、ある考えが浮かんでから、完璧主義が…

『校閲ガール』校閲者をテーマに描いたコメディ小説

宮木あや子『校閲ガール』を読みました。読もうと思った理由は、出版の校閲をテーマにした職業小説が珍しかったからです。 校閲ガール 作者: 宮木あや子 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2014/03/14 メディア: 単行本 この商品を含…

人を動かすストーリーを作るために、日々行うべき4つのこと

「プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える」を読みました。 この本では、ストーリーを活用することで人を動かすことができるようになるということが主に書かれていました。では、どのようなストーリーが人を動かしやすいのでしょうか。 人を動かしたい…

「野崎まど劇場」笑いが詰まったクレイジーな短編集

ネット上にあった将棋の話に惹かれて、「野崎まど劇場」を読みました。 独創短編シリーズ 野?まど劇場 (電撃文庫) 作者: 野崎まど,森井しづき 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス 発売日: 2012/11/09 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 21回 こ…

「こうして、思考は現実になる」実験8 テレパシーの力を手に入れよう

シリーズ化している「こうして、思考は現実になる」の実験の続きです。実験1から読んでいただけると分かりやすいかと思います。 いよいよ実験8まで来ましたね。今回はテレパシーの力を手に入れようということで、引き寄せの法則が関係ないような気がします…

「ミッキーマウスの憂鬱」ディズニーを舞台にする必要がなかった作品

「ミッキーマウスの憂鬱」という小説を読みました。面白いかどうかで言われたら、面白くありませんでしたね。 ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫) 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2008/08/28 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 106回 この…

語彙を増やすならブログを始めると良さそう

以前、「学問のすすめ」から学ぶリア充のすすめというタイトルオチの記事を書いたとき、言葉について勉強しようと書きました。 <a href="http://kansou135.hatenablog.com/entry/2014/09/11/200500">「学問のすすめ」から学ぶリア充のすすめ - 参考にならない読書感想録</a> この記事では、言葉を多く知っていた方がいろいろなメリッ…

思考力がちょっと実行するだけで鍛えられる4つの習慣

「ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣」を読みました。この本には、様々な成功を収めた思考の達人たちがどのような思考をしているのかが書かれています。 思考の達人と言っても、独創的で他の人ができないような思考をしているわけではありません。ど…

「人類は衰退しました」8巻の感想と拡張現実について思うこと

「人類は衰退しました」の8巻を読みました。今までとは違って、まるまる1巻使った長編でした。 人類は衰退しました〈8〉 (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,戸部淑 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/02/19 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 29回 この…

「たったひとつの冴えたやりかた」少女とエイリアンの友情を描いた名作

「たったひとつの冴えたやりかた 改訳版」を読みました。少女とエイリアンの友情と勇気を描いたSF小説です。 たったひとつの冴えたやりかた 改訳版 作者: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,浅倉久志 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2008/08/22 メディ…

「学問のすすめ」から学ぶリア充のすすめ

前に「学問のすすめ」について書きましたが、今回は「学問のすすめ」のある一編に注目して書きたいと思います。 まあ、半分くらいはこのタイトルが書きたかっただけとも言えますが。 人望の必要性 学問のすゝめの第17篇のタイトルが、「人望と人付き合い」と…

『お金の不安がなくなる哲学』幸せになるお金との付き合い方

『お金の不安がなくなる哲学』を読みました。自由に生きる哲学講義というシリーズのようで、「仕事の不安がなくなる哲学」という本もありましたが今回はこっちです。 内容紹介 この本は、お金にまつわる不安のタイプや、お金に対する不安の原因を見つける方…

「学問のすすめ」 勉強の大切さが書かれた名著

「学問のすすめ 現代語訳」を読みました。この本は、ご想像の通り勉強の大切さを説いている本です。ただそれだけではなく、人間がどうあるべきかについても書かれています。 学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) 作者: 福澤諭吉,斎藤孝 出版社/メーカー: 筑…

「九マイルは遠すぎる」論理的思考の面白さがわかる小説

「九マイルは遠すぎる」を読みました。一言でこの作品を表すならば、動かない探偵でしょうか。 九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2) 作者: ハリイ・ケメルマン,永井淳,深町眞理子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1976/07 メディア: 文庫 …

毎日、本の感想をブログに書き続けて良かった3つのこと

今日で一ヶ月毎日更新です。三日坊主の私ですが、毎日飽きることなくブログを更新することが出来たのは、このブログを見てくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。 祝一ヶ月ということで、このブログについて簡単に振り返るのもいいのですが…

「世界一やさしい問題解決の技術」でダイエットに挑戦!

「世界一やさしい問題解決の授業」を読みました。 この本は、様々な問題を解決することができるようにする方法として、「考え抜く技術」を紹介しています。 内容紹介 この本は、中学生向けに書かれたものであるため、基本的な問題解決の手法しか載っていませ…

『恋文の技術』読みやすくて面白くて阿呆な小説

森見登美彦の「恋文の技術」を読みました。相変わらずの森見節が炸裂している作品でした。 恋文の技術 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2009/03/05 メディア: 単行本 購入: 29人 クリック: 534回 この商品を含むブログ (261件) を見る …

教養をつけるために5つの有名な宗教をまとめてみた

教養についての本を読んだ際、宗教も教養の一つだということが書かれていたので、世界3大宗教と日本の宗教について知るために、「世界の「宗教と戦争」講座―生き方の原理が異なると、なぜ争いを生むのか」を読みました。 勉強のアウトプットとして、5つの…

社会人におすすめ!自分のナリワイをつくる4つのメリット

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方 作者: 伊藤洋志 出版社/メーカー: 東京書籍 発売日: 2012/07/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 176回 この商品を含むブログ (1件) を見る 「ナリワイをつくる」を読みました。この本の趣旨…

もしタケコプターが実現したら、経済や社会はどうなる?

「もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら」を読みました。この本の副題に「タケコプターで読み解く経済入門」とあるように、経済、社会、企業についても触れている本です。 内容紹介 もしドラえもんの「ひみつ道具」がいまの社会に実現したら、人々の…

今月の読んでよかった本まとめ(2014年8月)

月末ということで、今月、読んでよかった本をまとめてみることにしました。手抜きとかじゃありません。コンテンツの再利用です。 文章力の基本 文章力の基本 作者: 阿部紘久 出版社/メーカー: 日本実業出版社 発売日: 2009/07/24 メディア: 単行本(ソフトカ…

考えるだけダイエット 「こうして、思考は現実になる」実験7

シリーズ化している「こうして、思考は現実になる」の実験の続きです。実験1から読んでいただけると理解が深まるかと思います。 実験6は面倒だったので、実験7をやっていきます。今回は、思考だけでダイエットできるかどうかを試してみました。 第一回 前…

使い方で悩みがちな接続詞の使い方「文章は接続詞で決まる」

Photo:Writing By jjpacres 私がいつも文章を書くときの悩みの一つは、接続詞の使い方です。その悩みを解決できそうな『文章は接続詞で決まる』という本をビジョンミッション成長ブログさんが紹介している記事を見て、私も読んでみました。 本をひと通り読ん…

妖精さんの出番が少なくて残念な「人類は衰退しました 7巻」

「人類は衰退しました」の7巻を読みました。6巻読んだ惰性みたいなものです。この巻まで来ると「人類は衰退しました」の感想は、読んだ人向けに書いてます。 人類は衰退しました 7 (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,戸部淑 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 20…

「人類は衰退しました 6巻」の感想と同人誌市場について思うこと

「人類は衰退しました」の6巻を読みました。 この記事の後半は、本の感想ではなく同人誌市場について触れてます。 人類は衰退しました 6 (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2011/02/18 メディア: 文庫 購入: 9人 クリッ…

永遠の名作と呼ばれたSF小説「夏への扉」

SFの名作ということで「夏への扉」を読みました。おすすめですよ。 夏への扉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: ロバート・A.ハインライン,福島正実 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2010/01/30 メディア: 文庫 購入: 44人 クリック: 160回 この商品を含むブログ (8…

知識だけではダメ!これからの教養に必要な「4つのC」

「池上彰の教養のススメ」を読みました。この本は、東京工業大学のリベラルアーツセンターに所属している3人の先生が、東工大の学生との授業を通じて教養の必要性について講義したものを文章化したものです。そのため、内容は理系向けになっていますが、文系…

魔王の片鱗を垣間見た 「銭の戦争2 北浜の悪党たち」

「銭の戦争2 北浜の悪党たち」を読みました。この巻では、魔王の片鱗を垣間見ることが出来ました。 銭の戦争 第二巻 北浜の悪党たち 作者: 波多野聖,森美夏 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2012/08/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) …

ダメな自分を変える単純な方法

「ダメな自分を救う本」という潜在意識のメカニズムを活かして、自分を変えていくコンセプトの本を読みました。 自分を変えていくのはとても難しいことです。この本でも様々なワークを通して変えていくようにしています。ですが、ダメな自分を変える方法とし…

ポジティブ心理学から学ぶ幸せになる13の方法

Photo:Happy Birthday to Me! By ~ CarLee Photography ~ 昔読んだ「ハーバードの人生を変える授業」の読書メモを発見したので、ブログ上にまとめておきます。この本の著者はポジティブ心理学の専門家ですので、これらを行っていけば、幸せになれるかもしれ…