「世界一やさしい問題解決の技術」でダイエットに挑戦!
「世界一やさしい問題解決の授業」を読みました。
この本は、様々な問題を解決することができるようにする方法として、「考え抜く技術」を紹介しています。
内容紹介
この本は、中学生向けに書かれたものであるため、基本的な問題解決の手法しか載っていません。ですが著者は、
ぼくは22歳でこの思考法と出会い、そのとき、「これが『考える』ということなのか! なぜこれをもっと早く教えてくれなかったんだろう」と強く思いました。
と書いているので、高校生以上でも知っていれば役に立つ思考法のようです。
その思考法について簡単に紹介していくのとともに、私のちょっとした問題を例に問題解決の技術を使ってみたいと思います。
問題解決の流れ
問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考えぬき」「実行する」ことです。
つまり簡単に書くと
- 現状の理解
- 原因の特定
- 打ち手の決定
- 実行
という流れになります。
問題解決が上手くいかない人は、現状の理解をしたら原因の特定や効果的な打ち手の決定をせずに、いきなり実行してしまうようです。原因を特定しないで、思いつきで行動することはせずに、順序どおりに問題を解決していきましょう。
さて、問題解決の流れもわかったところですし、本題の私の問題を解決していきたいと思います。私の問題とは、最近体重が増えたことです。そこで、体重を気にしているわけではないんですが、ブログに書けて身近に解決できるものがなかったので、ダイエットについて考えることにしました。
Photo:The Weight By Maria Sciandra
問題解決の技術ダイエット
上に書いた問題解決の流れを、ダイエットに当てはめてみましょう。
現状の理解
ダイエットの現状理解というと体重でしょうか。体重を測ったところ、標準体重よりも3kgほど増えていました。記憶によると1ヶ月で2kgほど増えていますね。
現状の理解としてはこれくらいですかね。体脂肪率も測れたらよかったのですが、我が家の体重計では測れないんです。残念。
原因の特定
問題を解決するには「分解の木(ロジックツリー)」を使うといいみたいです。
こんな感じのやつ。エクセルで適当に作りました。
原因をいくつか挙げてみましたが、多分摂取カロリーが多いことが原因でしょうね。そして、その摂取カロリーが多くなっている原因は、やはりビールです。
ビールを500ml飲めば、ご飯一杯くらいのカロリーがありますから、飲めば飲むほど太るということはわかっていました。おつまみとして色々食べたくなって、食べ過ぎになってしまうこともわかってました。それが原因で1ヶ月で2kgも太ってしまうとは……
とりあえず原因はビールということがわかったところで次に行きましょう。
打ち手の決定
消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなっていることが、体重が増えた一番の要因でしょうから、長続きしなさそうな運動系はひとまず手を付けずに、摂取カロリーを抑えることのみをしたいと思います。
というわけで、私の体重を減らす最善の方法はビールを飲まないことのようです。要は禁酒ですね。
実行
禁酒をした上で2週間、朝と夜に体重を測り、体重の変化を記録する。
変化がなければ、消費カロリーの増加も検討する。
まとめ
問題解決の具体的な流れはこんな感じでしょうか。まあ、原因がほとんどわかっていた状態で取り組んだので、本書に載っている思考ツールはほとんど使いませんでした。
本書に載っている思考ツールをもっと知りたい人や問題解決の技術を学びたい人はぜひ読んでみてください。しかしオールカラーといえど、120ページで1200円はちょっと高いように感じましたね。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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