今週GEOから借りてきた名作映画3本
今週、GEOに行ってきたので名作と呼ばれている映画を何本か借りてきました。
見た映画は、『LEON』『ゴッドファーザー』『ロッキー』です。
その感想をまとめて書きます。
LEON
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2010/09/16
- メディア: Blu-ray
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両親と兄弟を殺された少女マチルダは、隣人の殺し屋レオンに助けを求め、間一髪救われる。家族を殺した人物に復讐するために、マチルダは暗殺の訓練をレオンとしていく。孤独な殺し屋と12歳の少女の切なくも凶暴な純愛を描いたアクションラブロマンス。
感想
作中で、マチルダがレオンに対して愛を主張するシーンがありますが、本当に異性としての愛だったのでしょうか。
マチルダは親から愛情を注がれてこなかったため、本来満たされているべき愛が枯渇していました。親への愛も今まで生まれたことがなかったのではないかと思います。だから、親への愛を異性への愛と勘違いしてしまい、マチルダはレオンを異性として求めはじめたのではないかと思うのです。
レオンがマチルダと接しているシーンを見ていても、とても恋人として接しているようには見えませんでした。恋人というよりは、父としてマチルダを見守っているように見えました。
つまり、LEONに描かれている純愛とは、歳の差カップルの愛ではなく、父と子の愛を描いているのです。
ゴッドファーザー
1947年、ニューヨークでマフィアの抗争が激化した。敵対するタッタリア・ファミリーにドンを襲われたコルレオーネ・ファミリーでは、ソニーとマイケルの兄弟が戦いの中心人物となる。
感想
名作と言われていたので期待していましたが、期待しすぎてしまったのかもしれません。
名作と言われているのに、どうして面白さを感じないのだろうか。そう思って検索をかけてみると、ゴッドファーザーの良さを語っている人がいました。その人の文章を読むと、演出が良いとか書いていました。演出がそんな洒落ていましたかね。まあ私は最近のハリウッド映画ばかり見ていますから、分からなくなってしまったのかもしれませんね。
ただ、今思い返すとドン・コルレオーネも息子のマイケルも、弁護士のトムもファミリーの為に力を尽くす家族愛を描いたことを念頭に置いて観れば、評価が変わったかもしれません。最後、一番マフィア稼業を嫌っていたマイケルがゴッドファーザーになっていく話の流れはなかなか皮肉なものです。
更に調べてみると、ゴッドファーザーは三部作とのこと。マイケルが成長していくのを描いていくのなら、ここで終わらせるのは勿体ないのかもしれません。しかし、3時間超えの作品を見るのは辛いです。せめて2時間にならないものでしょうか。
ロッキー
金貸しの用心棒をしていたチンピラ3流ボクサー、ロッキー・バルボアはひょんな事から世界チャンピオンのアポロ・クリードと試合をすることになる。自分を支えてくれている人に気づいたロッキーは、史上最強のチャンピオンに立ち向かうために、トレーニングを始める。
感想
無名のボクサーが有名になるアメリカンドリームを描いた作品。これによって、主演のシルベスター・スタローンもスターに登り詰めたのは有名ですね。
本作のトレーニングシーンは印象的です。早朝、ランニング前に生卵を5個コップに入れてそのまま食べるシーンやフィラデルフィア美術館の階段を昇るシーン、生肉をサンドバッグ代わりに叩くシーンなどいろいろ思い浮かびます。
トレーニング中の音楽、終盤の試合の音楽も印象的です。音楽も作品を盛り上げる重要な役割を果たしていることを再確認させられました。この音楽があまりにも印象的なので、様々なテレビ番組でも使われているほどです。聞いたことない人はいないのではないでしょうか。
とても面白かったです。今週見た三本なら、ロッキーがダントツです。続きを借りるためにGEOに行く時間を作る必要がありそうです。
ただ、続編はあまり良い評価をもらっていないようで。色々なサイトで情報を集めましたが、統括すると1,2,ファイナルを見ておけば良いとか。
まとめ
名作と呼ばれている映画は、一度見ておいたほうがいいのかもしれません。
古いからといって食わず嫌いをせずに見てみると、今までとは違う新たなものに興味を持てそうですからね。