少年マンガの王道を行く青年マンガ 『惑星のさみだれ』
惑星のさみだれを読みました。めちゃくちゃ面白かったです。ハマりました。
内容紹介
主人公の雨宮夕日の目の前に現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否するまもなく、既に指輪と超能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女さみだれ。救世主の降臨と思いきや、実は地球征服を企む魔王だった……。
平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!
公式ページから引用しました。要は、悪い魔法使いがビスケットハンマーという地球と同じほどの大きさのハンマーを使って地球を壊そうとするので、それを防ぐために、みんなで頑張ろうというお話です。
新感覚ご近所ストーリーというのは、地球の未来がかかっているといいながら、展開が主人公の自宅付近から動かないところから来ているのでしょう。
まあ、話はそんな感じです。
感想
これ、めちゃくちゃ面白いじゃないですか!?
読もうと思ったきっかけが、どこか忘れましたがブログで紹介されていたことでした。紹介しているということは、一人のフィルターを通して面白いと言っていることにも繋がるので、信用して全巻を手元に。
読み始めて全巻を用意したことを後悔しました。なんせ2巻を読み終えたくらいから手が止められなくなってしまいましたからね。予定では3日くらいに分けて読もうと思っていたのですが、欲望を抑えきれずに、あれよ、あれよという間に最終巻へ。最終巻では、感動的で思わず涙ぐんでしまいました。
そんな感動あり、バトルあり、恋愛ありの超少年マンガ的存在が惑星のさみだれです。伏線も綺麗に回収されていて、ストーリーも評価が高いです。
この作品は、ジャンプで連載しているマンガよりも少年マンガしてますよ。そんな少年マンガの王道を求めているのならば、ぜひ惑星のさみだれを3巻くらいまで読んでみてください。ハマる人は、2巻くらいから止まらなくなります。
私は余韻が残り過ぎて、読み終えた日の夢で惑星のさみだれの世界に入り込みました。二度寝しても惑星のさみだれの世界から逃れられることができていなかったので、多分相当ハマってしまっていたのではないかと思います。
あと、お酒も入っていたせいか、その日の日記に「誰かのヒーローになりたい」って書いてましたからね。何か思うところがあったのでしょう。まあ、今も心の片隅には思っていますが。
少年マンガへの憧れが呼び起こさせる良いマンガでした。オススメの漫画を挙げるならこれをオススメしますね。