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のほほん読書感想録

本の感想や学んだことを主に書いてます。ビジネス書から小説、漫画までいろいろ読んでます。

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

健康 健康-メンタル

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術』を読みました。この本は、自衛隊のメンタル管理を行っている下園壮太氏が、どのように心の疲れを取ればいいのかについて書いた新書です。

この中から、心の疲れの原因となるムリ・ムダとその対処法について紹介したいと思います。

 

Photo:Mending a Broken Heart By:Free Grunge Textures - www.freestock.ca
Photo:Mending a Broken Heart By Free Grunge Textures - www.freestock.ca

 

ムリを減らす

ムリというのは、精神的や肉体的なエネルギーの使い過ぎのことです。ムリな状態を続けると、体、人間関係、行動、心の四つの面で表面化してきます。

例えば、身体の疲れが取れにくくなったり、休日は出かけていたのが出不精になったり、人と会わなくなったりです。

そのため、ムリをしないほうがいいのですが、この文章を読んで「ムリをしないほうがムリ!」と思っている人もいるかもしれません。

もしそう思っているのならば、既にムリが来ている恐れがあります。ムリと思って突っぱねるのではなく、自分のできることから改善してほしいと思います。

では、本題のムリの対処方法です。
 

ムリに気づく

まず、ムリをしていることに気が付きましょう。

ムリをし過ぎてしまう人は、ムリが身体や心に蓄積されていることに気づいていません。まずは、「自分はムリをしているのかもしれない」と思い、自分の行動を見直しましょう。お酒やタバコの量、身体の痛み、職場や家庭の雰囲気の悪化、眠りの浅さなどはムリをしているからかもしれません。

ムリに気がついたら、少しずつ頑張らない自分を受け入れてムリを減らしていきましょう。

「動」と「静」のストレス解消法を持つ

頑張らない自分を受け入れるには、時間がかかります。その間にムリを蓄積させ病気にならないように、「動」と「静」のストレス解消法を持ちましょう。

動的なストレス解消は快感が大きいでしょうが、ムリをしてエネルギーを低下させている身体に、その行動は疲労も大きく、結果的にムリを深めてしまいます。

 スポーツや旅行などエネルギーを使うものではなく、ヨガや軽い散歩といった静的なストレス解消法を選択しましょう。他にも以下のストレス解消があります。

森林浴、庭弄り、俳句や短歌、囲碁や将棋などの頭脳ゲーム、読書、音楽(聴く、奏でる)、映画鑑賞、プラモデル作り、料理、日曜大工などの単純作業、何か作り出す作業。

動的なストレス解消に比べて快感は小さいですが、大きなエネルギーを使わず緩やかに回復することができます。

 

 

ムダを減らす

感情は大量のエネルギーを消費するものです。それゆえ、必要以上に怒る人は、大量のエネルギーをムダ遣いしていることになります。ここでは感情の中でもエネルギーの消費が大きい、怒りの感情をコントロールする方法を紹介します。

 

怒りのコントロール方法

本書では、怒りのコントロール方法を7段階に分けて書いてありましたが、それから2つだけ書きます。気になる人は買ってください(販促活動)。

一つは、怒りの原因と距離を取ることです。怒りの原因の近くにいると、怒りの感情が大きくなりつづけ、攻撃してしまいます。あなたを怒らせた人物が目の前にいる場合、トイレに行くなどして席を外し、一度距離を取りましょう。

こうすることで、ムダに傷つけあう時間を避け、お互いが冷静になる時間を作ることができます。

 

トイレに行ったら、深呼吸と背伸びをしましょう。怒りは身体を戦う体勢にするため、身体は緊張し力が入っている状態になっています。こうした臨戦態勢を解いて落ち着いて話し合うことができれば、怒りに身を任せることはなくなるでしょう。

 

情報量を減らす

これは怒りだけでなく感情全般に言えることですが、インターネットやテレビなどは感情を起伏させる要因の一つになります。

これらの影響は大きいようで、著者は若者のうつが増えた原因は、情報過多にあるとしています。

一番の原因は、情報過多だ。インターネット、マスコミ等で溢れる情報に関心があり、感情豊かに反応してしまう。若者は、肉体や頭脳労働ではなく、感情労働で疲労してしまうのだ。

 ココらへんは詳しく書いていないので、若者のうつと情報量に因果関係があるのか信用していいものかわかりません。

しかし、ネットの記事で腹が立ったり不安になったりと感情を動かされた経験はあるので、ムダに情報を得るより情報を減らしたほうが、心身にはプラスになりそうです。

 

終わりに

 この本に書いてあることは実践しやすく、日頃ストレスにさられている人間にとって有効なストレス対策が上記以外にも様々なことが書かれていました。

精神的に疲れてきている人、疲れやすい人は一度読んでみてはいかがでしょうか。

 

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術