読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

のほほん読書感想録

本の感想や学んだことを主に書いてます。ビジネス書から小説、漫画までいろいろ読んでます。

社会人におすすめ!自分のナリワイをつくる4つのメリット

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 

 「ナリワイをつくる」を読みました。この本の趣旨は、一つの会社に依存して働くのではなく、自分で小さな仕事を色々して生計を立てようというものです。

 

 

ナリワイとはなにか

個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーで交換するのではなく、やればやるほど脳と体が鍛えられ、技が身につく仕事を「ナリワイ」と呼ぶ。

会社で仕事をするために技を身につけるのではなく、自分の生活を充実させることを仕事にできたらいいですよね。そのためには、無駄な支出を極限まで減らし、いくつものナリワイを様々な小さい仕事に活かしていこう、というところまでが著者の提案です。

 

読んでいてとても心が踊る著者の提案でした。特に、収入が少ないならば無駄な支出を極限まで減らせばいいというのは、今後の生活の参考になりましたね。ですが、収入の面で安定を求める私には合いそうにありませんが。

著者は、本の中で生計の立て方についてこのように書いています。

年に一回で30万円のナリワイや、毎月3万円や5万円など同時に何個もナリワイを持って生活を組み立てていこう、という地味なやり方だ。

自分で毎月3万円の仕事を何個も持つ事自体が、地味なやり方ではない気が……。毎月3万円って副業で稼げるなら充分な額ですよ。例えばブログで3万円を稼ぐなら、20万PVくらい必要みたいじゃないですか。

 

既存のビジネスでは、そう簡単に3万円を稼ぐことは出来なさそうです。もっと新しいことをしていかなければいけませんね。

そう考えると、毎月3万円の複業を何個もやるのは難しい気がします。

 

ナリワイを持つメリット

ということで、ナリワイだけで生計を立てることには反対ですが、副業としてナリワイを持つことは多くの利点があるようですので、それをいくつか紹介したいと思います。

 

会社で働きやすくなる

ナリワイをやると、小さくても自力でひとつの事業を立ち上げ、運営する経験が積める。

 ナリワイをやると、決められた仕事をこなしていくのではなく、自分で考えて行動して事業を運営した経験ができます。すると、運営の大変さや特徴への理解度が高まっているはずなので、会社の経営に貢献することができるということです。

 

自分で理解して行動できる人間とそうでない人間の差は大きいです。もし会社が副業禁止でないならば、一度ナリワイをつくり収入を得る努力をしてもいいのかもしれません。会社に勤めている分、事業に失敗したところで時間とお金の小さな損しかないのですから。

 

支出を減らせる

ナリワイのいいところは、生活と一体化しているから、自分の生活コストも激減させることができるということだ。

 この本の例では、ナリワイとして自宅を数年掛けて立ててしまえば、数千万円は支出を減らすことができると書いてありました。さすがに副業として家を建てるのは難しいですが、DIY*1ならできるのではないでしょうか。

 

一からテーブルをつくったり、自分で壁紙を貼り替えたりと、普通なら買ったり業者に頼んだりすることを自分の手でやることで、その代金を使わなくて済ますことができます。出費をナリワイで減らすことも、ある意味収入を得たことになるのではないでしょうか。

また、DIYの腕が上達すれば人から頼まれて、お金など報酬を得られるかもしれませんからね。これこそ著者が言う、ナリワイで生きていくというやつです。

 

家具を作る機会がない人も、料理をつくる機会はあるかと思います。そこで、何もナリワイがなく食事も買ってしまうことがほとんどという人は、自分で料理をつくってみてはいかがでしょう。食費を浮かすことも立派なナリワイですからね。

 

 専業のリスクを減らせる

現代のように変化の激しい時代だと、景気の変動や技術革新などで、ある仕事が根こそぎ無くなったり激減したりすることはままある。

 一つの会社で働く専業を行っていると、このようなアクシデントに対応することが難しいです。また、SONYやNECが2012年頃から大規模なリストラをしていることから、業界全体が不況になってしまいますと、人気企業に所属していても辞めざるを得ない状況に立たされる事も考えられます。

 

会社の浮き沈みに自分の人生も流されないようにするには、リスクを分散させるために、ナリワイを作り複業を行っていくことでしょう。ただ、リスクを分散させられるほどの副業は難しいと思いますので、一つの考えとして覚えておいていただければいいかと。

 

楽しんでお金を稼げる

自分の努力と工夫で得られる娯楽がナリワイの得意とする分野である。

ナリワイというのは、やりたいことをやっているのですから楽しいに決まっています。さらに、ナリワイをやればやるほど、遊びの種類が増えて気の合う仲間が増えていきます。

 

ナリワイなんて趣味の延長線です。主婦が家事の間にLINEスタンプを作成したら、数万円の売上が出たようなものです。「やばい、このスタンプが売れなかったら今月はもう食べていけない!」よりも、「イラスト描くの好きだし、とりあえず書いてみよ」という人のほうが楽しく仕事しているように見えますよね。

一つが失敗しても、他の仕事でカバーできるからと思えることが、副業の強みであり、楽しくやれるポイントでもあります。

 

まとめ

「ナリワイをつくる」というのは、自力で自分の小さな仕事を作ることです。お金にならないことでもいいのです。自分で工作したり、野菜を栽培したり、自分自身で何かを作り出すことをやってみましょう。

 

ちなみに本書には、「月3万円の仕事を10個作る」など複業を提唱した本として「月3万円ビジネス」が載っていました。ナリワイの次のステップとして、こちらの本を読んでみるのもいいのかもしれません。

月3万円ビジネス

月3万円ビジネス

 

*1:専門業者に任せずに自らの手で生活空間をより快適に工事しようとする概念のこと。日曜大工。