『まんがでわかる7つの習慣』原書を分かりやすく要約した人気本
『まんがでわかる7つの習慣』を読みました。あの有名な7つの習慣を見事に要約し漫画化した本となっています。
内容紹介
あの有名な7つの習慣を漫画化した作品が『まんがでわかる7つの習慣』である。原書は560ページあるのに対し、本書は175ページと大幅にページ数が少なくなっているが、7つの習慣のエッセンスを、バーテンダーを目指す歩(表紙の女性)の成長とリンクさせた物語であるため、原書よりも理解しやすい。
本書の構成は1つの習慣ごとに、9割が漫画で大まかな内容を説明し、1割が文章での補足となっている。
感想
昔読んだ原書よりも読みやすいです。原書は途中で断念してしまいましたが、本書は漫画が挟まれているのと文量が短いので、頭に入ってきやすいですね。
7つの習慣の目的や内容など、わかりやすく要約されているので、原書を挫折した人もこちらなら読めると思います。さくっと読めますので、原書を読み返すよりもこちらを読んだほうが早そうですね。
本書を読んで一番驚いたのは、昔読んだはずなのに初見の情報が多かったので、7つの習慣を全く理解していなかったことですね。確かに読んだはずなのですが、その記憶は幻想だったのでしょうか。まあ覚えようとしないと残りませんからね。
そう考えると、7つの習慣を読んだ人のうち、何人が理解できているのでしょうか。多くの人が読んだかと思いますが、読んだだけで満足している人も多いんじゃないですか?と喧嘩腰に言ってみる。
7つの習慣は、読んでいる人も記事を書いている人も多いので、特に取り上げる必要はないでしょう。ですが、一応7つの習慣を身に付ける理由と目的だけでも書いておきます。
7つの習慣の目的
自分の力で何か成功させたいと考えたときに、本やネットで見た情報を頼った小手先のテクニックだけで何とかしようとする人が少なからずいらっしゃるはずです。ですが、表面的なテクニックを磨いたところで一時的なものですので、人生を豊かにすることまでは出来ません。
人生を豊かにするには、人間の芯をしっかり育てなければいけません。謙虚、勇気、正義、勤勉、節制など人間として価値のある人格を手に入れましょう。
本書には、まとめとしてこう書かれていました。
「人格主義」の発想に基づいて自分を変えることが、本当の意味での成功と幸せを呼ぶのだ。
この人格を鍛える方法が7つの習慣となります。人格を急に変えることは出来ませんが、毎日意識して行動することで少しずつ変えていくことができます。この人格を鍛える行動を習慣として身につけていきましょうというのが、コヴィーの主張です。
だから読んだだけで満足している人は、7つの習慣を理解していないことと同じです。上で喧嘩腰に読んだだけで満足していませんか?と聞きましたが、もう一度聞きます。本当に理解していましたか?
もし理解していないのならば、『まんがでわかる 7つの習慣』を購入して行動に移しましょう(ステマ)。
続きも出版されているようです。本書が良かったので、購入してこようかと思います。
追記
続編読みました。