「人類は衰退しました」9巻 ついに完結!結末は予想外の方向へ!
やっと「人類は衰退しました」の9巻を読みました。読み始めてから終えるまで、一ヶ月程かかりましたね。
内容紹介
月に行ったまま帰らぬ人となってしまったわたしちゃんの祖父。わたしちゃんは、祖父を助けるために妖精さんの力を借りて、月へ向かう準備をする。果たしてわたしちゃんは無事に月に行くことができるのか。そして、ついに語られる人類と妖精の歴史とは何なのか。どうして人類は衰退したのか。妖精さんとは一体何なのか。
様々な伏線が回収される最終巻、今まで追っていたのにこれだけ買ってない人は、読まなければ損では?
感想
ついに読み終わりました。読み終えるまでに一ヶ月かかりました。こんなに寝かせる予定はなかったのですが、いろいろな本を読んでいたらこんなにかかってしまいました。でも一ヶ月かけてでも読み終えることができてよかったです。むしろ一ヶ月かけたからこそ、終わるときには寂しい気持ちになったのかもしれません。
少しだけネタバレになりますが、無事ハッピーエンドになってよかったです。いや、この妖精さんが溢れている世界でバッドエンドになるのもどうかと思いますけどね。
メルヘンチックな感じなのに、誰も救われませんでしたみたいな。面白そうですけど、私の精神汚染が急激に進むので推奨できない終わり方です。
さて、感動の最終巻ということですが、今までの伏線のほとんどは回収されたのではないでしょうか。上にも書いたとおり、妖精さんとは何なのか、人類が衰退した理由は何なのか、影が薄い助手くんは何者なのか、など綺麗に畳んでいきましたね。
最初から読み直したら、私が気づいていない伏線も回収されているのを発見できるかもしれません。そういえば、わたしちゃんと助手くんの本名が書いてあったりもしましたね。こりゃ、もう一回9巻を読み返すほうがいいのかもなあ。それから最初から読み直していったほうが良さそうです。
あとがきを読んだところ、短編集が発売することが決定しているようですね。ただし、8巻から9巻が発売するまで1年4ヶ月かかっているので、短編集の発売は2年くらいかかってしまう予感。その頃には、この作品が合ったことは忘れられていないか心配です。原作は衰退しました、にならないように願っています。
いつ発売するかわからない短編集で期待しているのは、わたしちゃんと助手くんがくっ付くのかどうかというところです。未来から来たわたしちゃんが、助手くんの特徴を大胆なところと言っていましたから、そういう関係になるのかもしれませんね。9巻分もわたしちゃんの物語を読んだのですから、そこまで描写してくださいよロミオ氏。
私の作品への熱が衰退するまでに、発売することを祈っております。