のほほん読書感想録

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健康的に短時間睡眠を身に付ける3つのコツ

睡眠時間を減らして、活動時間を増やすのは誰しもが考えることだと思います。
無理に睡眠時間を減らすと身体を壊す恐れがありますが、正しい方法で短時間睡眠を行っていけば、健康的に睡眠時間を減らして活動時間を増やすことが可能です。
 
ということで、今回は『快適睡眠のすすめ』から健康的に睡眠時間を減らして短時間睡眠を身につけるコツを紹介していきます。
ただし、ここでの短時間睡眠とは6時間以下の睡眠を指し、4.5時間未満は推奨しておりません。

 

Photo:Asleep By:rebecca was a recluse
Photo:Asleep By rebecca was a recluse

 

1.目的をはっきりさせる

睡眠時間を短くするには、はっきりした目的が必要です。
睡眠は、生死に関わることから欲のなかでも強いため、その欲に負けない強い意思が必要になります。意味もなく睡眠時間を短くしたとしても、長続きはしないでしょう。
 
睡眠時間を減らしてまで活動時間を作る必要があるのかを、はっきりさせてから短時間睡眠に移行させることが長続きのコツです。何事も動機付けが大切なんです。
 
 

2.少しずつ睡眠時間を短くする

今まで8時間睡眠だった人が、急に5時間睡眠にしても続くわけがありません。
短時間睡眠に移行できた実験の例を見ても、時間を少しずつ減らしているものがほとんどです。実験では、6ヶ月かけて平均5時間睡眠に短縮しています。
 
身体に大きな影響なく睡眠時間を減らすには、最低でも3週間おきに30分ずつ睡眠時間を減らしていくと、身体に大きな負担をかけることなく睡眠時間を短くできます。
例えば、今まで7時間睡眠だとすると11月1日~21日まで6時間半睡眠、11月22日~12月12日まで6時間睡眠と短くしていきます。
ただし、3週間経っても日中に強い眠気が襲ってくる場合は、もう1週間様子を見るようにしましょう。
 
 
最初の1週間は強い眠気に襲われると思いますが、その眠気が寝つきを良くしたり、途中で目覚めることを減少させてくれるので、しばしの辛抱です。
6ヶ月かけて睡眠時間を短くしていく理由は、睡眠の周期が短時間睡眠に対応する時間が2ヶ月ほどかかり、寝不足感や目覚めの悪さが完全に落ち着くには6ヶ月かかるためです。
 
しかし、言い換えると6ヶ月あれば生まれつき短時間睡眠型の人間と眠りの構造を近づけることができるということになります。
時間と強い意思と忍耐力があれば、ショートスリーパーになれないこともありません。
 
 
また、実験で行っていた4時間半や5時間睡眠を止めても、一年後の追跡調査では平均6時間程度の短眠型として生活しているのが確かめられたようです。
このことから時間をかけて睡眠時間を短縮していけば、身体に短眠型の生活がしばらく身に付くようですね。
 
 

3.ストレスを溜め込まない

睡眠時間は、ストレスと緊密な関係があります。
 
睡眠時間の長い人は、内向的で神経質な傾向が強く、抑うつ的で不安傾向も強く、気苦労が耐えない人が多いようです。一方、睡眠時間が短い人は外向的で野心家、細かいことには無頓着な行動傾向が特徴のようです。
 
長時間睡眠の人の性格を見る限り、ストレスを溜め込みやすい人ほど睡眠時間が長くなっています。そして、ストレスを除去するには睡眠が役立っていると思われるので、ストレスを溜め込みやすい人が睡眠時間を短くすることは推奨できません。大きなストレスを感じたときに睡眠をとるとスッキリするのは、こういった効果があるからです。
 
 
ストレスを溜め込みやすい人が短時間睡眠を目指すならば、寝る前に運動や入浴などでストレスを解消する習慣をつけるか、ストレスのかからない生活をしている間だけ睡眠時間を短くすることをオススメします。
 
 

まとめ

以上が健康的に睡眠時間を短くする3つのコツです。テクニック的なことを期待していた方には申し訳ありませんが、楽して短時間睡眠を身につけることはできません。
 
「どうしても睡眠時間を減らさなければいけないほど時間が欲しいんだ」という強い信念とストレス耐性の強い方のみ短時間睡眠を目指してみてください。
 
快適睡眠のすすめ (岩波新書)

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