アニメ化した『甘城ブリリアントパーク』の1巻を読んだ感想
タイトル通り、現在放送しているアニメ『甘城ブリリアントパーク』の原作1巻を読みました。
内容紹介
謎の美少女転校生・千斗いすずから遊園地デートの誘いを受けた主人公の可児江西也。デートの場所は、ダメな遊園地と有名な「甘城ブリリアントパーク」だった。
その遊園地に連れてかれると、ラティファという本物のお姫様に引き合わされ、甘城ブリリアントパークの支配人になってほしいとお願いされる。支配人になった西也だったが、残り二週間で十万人を来場させなければ契約上潰れてしまう状況であった。
果たして、可児江西也は十万人を来場させることができるのか。個性的なキャラが織り成すコメディ遊園地経営シュミレーション。
作者紹介
作者は、フルメタル・パニックで有名な賀東招二さん。フルメタル・パニックは1000万部を超える大ヒット作で、本編は完結しましたが短編で今も連載を続けています。
感想(ネタバレ少しあり)
アニメでやっていて興味をもったので、原作の1巻を読んでみることにしました。
話としては、テンポが良くキャラも個性的な方々が多いので、読んでいて面白かったです。個人的には、アニメよりもこちらのほうが好きですね。アニメは、来場者数をクリアする設定を3ヶ月に延ばしているので、物語がダレている感じが否めません。3ヶ月に延ばしたことが裏目に出なければいいのですが。
つい内容紹介のところに経営シュミレーションなんて書いてしまいましたが、真面目に経営している感じがあまりないので、そこにリアルを求める人は合わないと思います。Amazonのレビューを見ていると、そこに拒否反応を示している人が多いですね。
あと、オチも批判されています。その理由はモヤモヤした解決方法になったからだと思いますが、人気のない遊園地に二週間で十万人を来場させるなんて普通できませんから、無理矢理な解決方法になるくらい予想出来ていたことです。
そこに文句をいうのは野暮ですよ。ライトノベルの主人公だって、たまには汚いことをしてでも解決させたいと思っているはずです。大目に見てあげようじゃないですか。
まとめ
ここまで書いていて思いましたが、オチもダメ、主人公の手腕で遊園地を立て直す設定も活かしきれていないってなると……あれ?面白い要素はどこに。
……きっとキャラに好感を持てたのでしょう!そうに違いない!
そんな感じで今日は締めます。
追記
続き読みました。