ポジティブ心理学から学ぶ幸せになる13の方法
Photo:Happy Birthday to Me! By ~ CarLee Photography ~
昔読んだ「ハーバードの人生を変える授業」の読書メモを発見したので、ブログ上にまとめておきます。この本の著者はポジティブ心理学の専門家ですので、これらを行っていけば、幸せになれるかもしれません。
感謝する
1週間、毎日感謝やうれしかったことを5つ書いていきます。週に1度は、書いていることを思い浮かべたり、書きながらもう一度経験しているように感じたりします。
より効果を感じたければ、感謝を行動に表しましょう。レジで店員さんに「ありがとう」と言ってみましょう。言われた方も嬉しいですから、一度言ってみてくださいね。
感謝というのは、ポジティブ心理学では重要視されているようで、どの本にも感謝について書かれています。感謝って大事なんですね。
習慣化する
こうすればもっと幸せになれると思う2つの習慣を実行しましょう。上記の感謝するでもいいですし、これから書いていくことでも書いていないことでも構いません。
あなたが前向きに生きていくことができると思うことをやっていきましょう。良い習慣によって、人生を変えることがあるかもしれません。
運動する
「運動しない」ことは「憂鬱になる薬を服用しているのと同じようなもの」です。
悩みや不安を抱えがちという人は、運動をしてみましょう。すると、悩みが不安がなくなっていたり、小さくなっていることがあります。家の中でできることでもいいので、体を動かしましょう。
ちなみに私は、家から出て運動をするのがめんどくさいとき、家の中で素振りをしています。意外といい汗をかくことができるので、家から出ない運動としておすすめです。
日々、学び続ける
幸福を感じて大きな成功している人は、ずっと自分のために学び続けています。人にとって、学ぶことは重要なことなのです。
「仕事に関連する知識」と「教養」の2つを習得していくとより良いです。ただし、何を学んだのかメモするようにしてください。
意義を見いだす
1日のタイムログを取り、それぞれの行動がどれほど意義や楽しみを与えてくれるのか週の終わりに一覧表を作ります。今はしていない行動で、人生を幸せにできることはやっていき、無駄な行動は減らしていきましょう。
時間の使い方を楽しく有意義に変えることを習慣化していくことが大切です。だらだら1日を過ごしてしまうことは、とてももったいないことです。日曜日の夜に、休日の過ごし方を後悔しない行動を取りましょう。
また、無駄な行動を減らす質問として以下のものがあります。
「どの部分を簡素化できるか」「何をやめられるか」「ネットやテレビを見るのに時間を使いすぎてはいないか」
瞑想を習慣化する
この記事にもある通り、瞑想を行うことでリラックスできることは科学的にも証明されています。
グーグルやフェイスブックの社員も瞑想を行っているようですので、この機会に行ってみてはいかがでしょうか。
困難から学ぶ
人間がほんとうに必要としていることは、不安のない状態ではなく、価値ある目標のために努力することである。
耳が痛いお言葉です。幸せになるためにも困難から様々なことを学びましょう。ただ学ぶためには、困難と向き合わなければいけません。そのための方法として、辛かった経験を書き出しましょう。書き出すことで気持ちの整理をつけやすくなります。
具体的な方法は、4日間トラウマや怒りを感じた経験について15分から20分かけて書きましょう。大切なのは、最も深いところにある感情や思いと向き合うことです。
失敗から学ぶ
人は失敗した時の辛さよりも、失敗するかもしれないと感じる恐怖のほうが心を痛めつけます。失敗を恐れないようになるために、「困難から学ぶ」でも書きましたが、4日間失敗した経験や状況について書いてみましょう。
その時は、ただ失敗した辛さだけを感じて終わっているかもしれませんが、月日が経った後に見直せば、思っていたよりも辛さを感じる必要はなかったことに気がつくかもしれません。
失敗から学ぶことができるようになったとき、失敗する恐怖で心を痛めることは少なくなるはずです。
価値のある行動をする
20%の時間に努力を注ぐことで、期待する80%の結果は得られるだろう。
有名なパレートの法則です。
この法則に基づいて取り組むべきワークは、まず有意義で楽しく最高に幸せにしてくれることのリストを作りましょう。そして、優先順位をつけて、80%の満足感を与えてくれる20%を選ぶましょう。
やりたいことをすべてやろうとすると時間がいくら有っても足りませんが、そのうちの20%ならば、時間がなくてもできるでしょう。
一貫性を持つ
自分が言ったことは、必ず実行しましょう。有限実行することで、自己信頼感を高められます。ブログや読書など簡単にできることで構いませんので、まずは2週間続けるようにしましょう。
良いところを探す
「あら探しの名人」は、成功しても幸せを長く感じることができません。悪いところばかりに目が行ってしまい、幸せを感じている場合ではなくなるからです。
「いいところ探しの名人」になりましょう。自分の人生もあら探しからいいところ探しに変えましょう。短所も視点を変えれば、長所に変わります。要は見方の問題なのです。短所を探そうとするのか、長所を探そうとするのかで幸せに感じるかは変わっていきます。
「わからない」を受け入れる
「わからない」ことは自分を不安にさせます。不安は、わからないと思うところから来てると言っても過言ではありません。そして不安は人を不幸にします。
ならば自分の無知を受け入れましょう。わからなくていいのです。そう思うことで、不安を畏敬や驚きという感情に変えることができます。
可能性を信じる
自分への偏見を破りましょう。能力や技能が低くて自分のことが好きになれない人は、実際は自分が思っているほど自分の能力や技能は低くありません。ですが誰かがいった、自分が思った、そういったきっかけがあったためにそう思ってしまっているのでしょう。
そのきっかけは、本当に合理的なのでしょうか。もしかしたら、単なる思い過ごしかもしれませんよ。自分の可能性を信じましょう。
まとめ
- 日々、感謝する
- 幸せになる行動を習慣化する
- 運動する
- 学び続ける
- 行動の意義を見いだす
- 瞑想をする
- 困難から学ぶ
- 失敗から学ぶ
- 価値ある行動をする
- 一貫性を持つ
- 良いところを探す
- 「わからない」を受け入れる
- 自分の可能性を信じる
こんなに書きましたが、これでも抜粋したほうです。気になる人は本書をご覧ください。
- 作者: タル・ベン・シャハー,成瀬まゆみ
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