読み終えても行動しようとは思えなかった一冊『行動する勇気』
『行動する勇気』を読みました。今回は、紹介形式ではなく、だらだらと感想を書いていきます。ちなみに良いことは書きません。
感想
どこにでもあるような自己啓発書でした。
タイトルに「行動する勇気」と書いてあるものですから、行動の最初の一歩を踏み出す方法でも書いてあるのかと思っていました。
しかし、読んでみると仕事を上手くやるための方法や人付き合いの方法など、ありきたりのことしか書いていませんでした。だから、わざわざ本にして書く必要なかったと思うんですよね。
そんなありきたりな内容で、読めば行動したくなるでしょ?とか言われても全くそんな気になれません。
本書で紹介されているイエスマンを見た時のほうが、よっぽど行動に移したくなりますね。行動する勇気が欲しい人は、イエスマンを観ましょう。ジム・キャリーが主演なのでメイキングも面白いですよ。
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この本への若干の怒り
別に内容がありきたりというだけなら、よくある事なのでいいんですよ。怒りとかそんなに沸きません。でもこの本に対して、私がある程度の怒りを持ってしまった原因はアマゾンレビューです。
見ていただければわかるかと思いますが、☆5です。大絶賛です。それも一人や二人に褒められているのではなく、12人に褒められています。だからちょっと期 待してたんですよ。ここまで褒められているならば、きっと役に立つことが書かれているのだろうとわくわくして読みました。でも蓋を開けてみれば普通じゃな いですか。こんなのに大絶賛する人間だけしかアマゾンレビューを利用しているとは思えません。
同じ日にちに書かれているものが多いので、きっと講演をしたときに「レビュー書いてね」とか言ってたんでしょうね。よく見れば気づけたことだったのですが、レビュー二桁を信用してしまいました。反省せねば。
普通にレビューされているならば、この内容なら☆3くらいだと思うんですが、そういったレビューをしている人がいません。もしかして、講演に行った人と私以外に読者がいないのでは……。いや、まさかね。
この本から何を学んだかと言いますと、アマゾンのカスタマーレビューを信用しすぎるのはやめましょうということです。