自信のない就活生へ 面接のコツはアルバイトを自己PRにするな
就活の選考スケジュールが大きく変わり、そろそろ面接が本格化する時期ですね。就活生の皆さんは、そろそろ面接準備に力を入れているところでしょうか。
周りと同じような経験しかしていないと思っていて、どこか就活に自信が持てないあなた。
そんなあなたに単刀直入に申し上げます。
面接ではアルバイト経験を自己PRにしてはいけません。
その理由は、周りと差別化できないからです。
周りの学生と差別化を目指す
大学生ならアルバイトの1回や2回したことある人がほとんどです。
もし、有名企業で営業のアルバイトをしたとか、家計を支えるために深夜バイトを週5日やり、単位も落としたことがないというエピソードでない限り、似たようなエピソードになります。
例えば、コンビニのアルバイト。お店は違っても作業内容は似てますよね。
そんな状況なら、他の就活生と同じような話をしてしまう可能性が高いです。
同じような話を聞いた面接官はどうするでしょう。
おそらく、話す内容ではなく、顔や身長、話し方など第一印象を判断材料にします。
見た目に自信がある人は、それでも問題ありませんが、そう多くはないかと思います。
容貌が優れているでもなく、話す内容は周りと変わらない。
そんな自信がない学生を企業は欲しいと思うでしょうか?
美男美女には勝てません。それなのに、あなたは果敢にも挑戦しますか?
私は挑戦しませんでした。アルバイト経験という王道を避け、ニッチな就活生を目指しました。
その結果、10社ほど面接を受けましたが、一次面接で落ちたことはありません。
そんな私がニッチな就活生になるために意識したことは、以下の二つです。
笑いをとる
就活生って皆固いですよね。面接の場は、面接官に演説しにきている人が多いです。
私は、楽しく面接を終えることができたら、上手いこと言えなくてもいいやと考えていたので、笑いを求めて冗談を言っていました。
面接の場で冗談を言うことを不安に思うかもしれませんが、よほど場にそぐわない冗談を言わない限り問題ないでしょう。私は冗談を言って怒られたことはありません。
なぜ笑いを取ることが面接通過につながるのか、それはコミュニケーションが取れていなければ笑いは生まれないからです。
会話のキャッチボールが笑いが生まれる前提条件ですから、面接官が見ているコミュニケーションスキルを伝えやすいのではないでしょうか。
それに笑いを面接に持ち込めたなら、面接官に明るい印象を与えられるので、フレッシュさを伝えることもできます。
マニュアル本に載っていないことを話す
マニュアルを読むことは悪いことではありません。
ですが、参考にするべきなのは文章の構成や言い回しであって、エピソードではありません。
例えば、「アルバイトでお店の売り上げを50%アップさせました」や「バイトリーダーとしてまとめました」というエピソードがよく掲載されてますが、ありきたりだと感じませんか?
有能感は伝わりますが、マニュアル本やセミナーでよく例に出るエピソードですので心に響きません。パクリと思われて終わりです。
それよりも、もっと誰も言わないような経験を言いましょう。
私は、ビジネスコンテストに出場した経験を自己PRとして話してました。
パッと見すごい経験のように思えますが、大学で行われていたものですし順位もイマイチでした。
私が強調したのは結果ではなく、それまでどのような努力をしたかであり、その努力は他の人がしないことでしたので、マニュアル本には載っていない完全オリジナルのエピソードになりました。
長所や学生時代に頑張ったことなど自己PRのエピソードは、いかにマニュアル本に書いてあることを言わずに、自分をアピールできるかがポイントです。
ただし、皆が経験していない努力を用意するには時間も労力もかかります。
簡単に差別化を図るには、被りがちなアルバイトやサークルの経験を避けることが手っ取り早いかもしれませんね。
まとめ
- アルバイト経験を自己PRにしない
- 笑いをとる
- マニュアル本に書いていないエピソードを話す
以上の3つを意識すれば、内々定がもらえない就活生にはなりません。
きっと、満足のいく就活になります。
もし、差別化を図るエピソードが作れない人は、笑いを取ることだけでも意識してみてください。
笑いは難しい、オリジナルのエピソードも作れないという人は、『何をPRしたらいいかわからない人の 受かる!自己PR作成術』を参考にしてみてください。
他のマニュアル本にはない切り口でエピソードを作っているので、何気ない日常を自己PRのエピソードにする視点を身につけることができます。
ただし、パクリはダメですよ。