『ガールズ&パンツァー 劇場版』の感想をネタバレありで書き殴る
前回、上記の記事にガルパン4DXのことを書いたのですが、ストーリーに全く触れていなかったため不完全燃焼を起こし、このままだともう一度劇場に足を運ぶことになりそうなので、ネタバレありの感想を書き殴ります。
あと、ガルパンはいいぞで感想を終えてしまった自分への戒めも兼ねて書いてます。
未鑑賞の人は見ない方が楽しめるので見ないでくださいね。
ということで好きなシーンについて書いていきます。
ガルパンで好きなシーン
私がガルパンで好きなシーンは、BGM『学園十色です!』と共に現れる各ライバル高校の集合シーンです。
救援までの大洗チームはひどい立場で、大学生選抜と試合をやらないといけないし、その大学生選抜は社会人チームに勝ってるし、30vs8だし、西住流vs島田流でプライドかかってるし、殲滅戦で勝てる見込みなしという絶望的な状況。
そのうえ、試合前の挨拶ギリギリまで作戦を練らなきゃいけないほど追い込まれてる西住みほ。テレビシリーズでも、試合でここまで精神的に追い込まれたことはなかったはずなので、軍神といえど負けを覚悟したうえで臨んだ試合でしょう。
そんな心身ともに追い込まれた状況で――私も4DXで十二分に感情移入したシンクロ状態で――お姉ちゃんが「待った!」と駆けつけてくれたら、もう感動するしかありません。挨拶ギリギリまで誰も来ないから、違う形で応援するのかとハラハラしてました。
しかし、王道を征くガルパンは、王道の熱い展開にしてくれました。
援軍は黒森峰だけではなく、今まで戦ったライバル校が来てくれます。しかも皆助けに来て当然と言わんばかりの戦力とモチベーションで。
アンチョビなんてP40修理の募金を募るくらいにお金がないのに、わざわざ旅費と燃料費をかけて駆けつけてくれたんですからね。
継続高校も、タンクジャケット作れないからジャージ着ていて、プラウダからkv-1を鹵獲するほど予算が無いのに、風と一緒に流れてきてくれました。
こうして各学園の援軍を含めた30機の戦車の光景は、みほから見たら圧巻だったでしょう。戦車が倍以上にも増えたうえに頼れる仲間も倍以上いますからね。
ここまで各高校が大洗を思って助けにきてくれたら、戦車道やっててよかったなって思いますよね。
大洗女子学園が戦車道で優勝したにもかかわらず廃校になったときは「これまでやってきたことは何だったんだ」と私も思ったんですが、戦車道を通して積み重ねて来た友情と信頼こそが、みほが望む戦車道であり西住みほ流でもあるのではないでしょうか。戦車道から逃げずに向き合ってきたみほへの見返りは、かけがえの無いとても大きなものでした。
物語は振り出しに戻ってしまいましたが、彼女たちの戦車道は進み続けていたのです。
とりあえず、ここまで吐き出せたので終わり。
ガルパンFebriもいいぞ
劇場版を見終わった人は、『ガルパンFebri』がおすすめです。劇場版を踏まえたスタッフやキャストのインタビューが掲載されているので面白いです。今後、4DXを観る人やBDを購入予定の人は読んでおくと、また違った角度で劇場版を視聴できます。
『もっとらぶらぶ作戦です!』もいいぞ
劇場版を見て『ガルパンFebri』を読んでも、まだガルパン要素が足りない人は『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』がおすすめです。ガルパンのキャラクターや世界観をモチーフにしたギャグ四コマ漫画なのですが、世界観を崩すことのないスピンオフとなっているので、とても面白いです。
とにかく読みましょう。
ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 1_52664?61 (MFコミックス アライブシリーズ)
- 作者: 弐尉マルコ,ガールズ&パンツァー製作委員会
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2013/10/31
- メディア: コミック
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