心の癒やしを求めるあなたにおすすめのマンガ 『銀のニーナ』
現代人に足りないものは癒やしです。その欠落した癒やしを補完してくれる漫画がイトカツ先生の『銀(しろがね)のニーナ』です。
内容紹介
東京で職を失い田舎へ戻ることになった志摩崎修太郎。農家が多い地元が嫌で、東京に出てきた修太郎にとって田舎に戻っていくのは複雑な心境だった。
不本意な気持ちで開けた実家の扉の向こうには、美しい銀の髪と蒼い瞳を持つ少女・ニーナが待っていた。
無職独身27歳の叔父と、銀髪碧眼10歳の姪。高原の街を舞台に、疲れ気味の青年と日本大好きハーフ美少女のゆるやかな生活が始まる。
感想
心の癒やしを求めて、銀のニーナを読みましたが正解でした。ほのぼのとした描写が多く、読んでいる私もほのぼのとしてしまいます。
それに、ニーナの表情が豊かで可愛いのも癒やされる要因の一つでしょう。心のHPがページをめくるたびに回復していくのを感じました。
第一印象は、『よつばと!』を彷彿とさせるものでしたが、読んでいくうちに違う点が見えてきました。
よつばと!と違うところ
日常マンガといえば、よく『よつばと!』と比べられてしまいますが、銀のニーナはちょっと違うんですよ。
まず、ストーリーの展開があるということです。
ただ夏休みのニーナと職探し中の修太郎が田舎で生活していく日常マンガというわけではありません。ニーナは学校に行きますし、修太郎もアルバイトを始めたり就職活動をしたりと、少しづつ状況が変化していきます。
そのため、日常マンガはストーリーの展開が乏しいから苦手という人も、これなら楽しめると思います。
ストーリーの展開があるということは、ニーナの成長も早いということです。主人公の目線に立って、ニーナの成長を見守るという乙な視点から楽しむこともできます。
よつばと!は、よつばの成長というよりは、自由奔放なよつばを楽しむものですからね。ここが大きく違うかなと思います。
あと、ニーナはしっかりしているので子供特有の奔放さはあまりありませんでした。
まとめ
何回も書いてきましたが、現代人に足りない癒やしを得るには、銀のニーナがおすすめです。
ニーナに癒やされたい人、ゆるやかな生活を見たい人はぜひ読んでみてください。これを読めば、週明けの辛い月曜日にも耐えられるはずです。
現在、kindleで1巻は99円です。