『甘城ブリリアントパーク』2巻を読んだ感想
『甘城ブリリアントパーク』の2巻を読みました。アニメでいうと5話、6話の話ですね。
内容紹介
前年度のゲスト入場目標はクリアした甘城ブリリアントパークであったが、次は人員不足と資金不足に悩まされていた。西也はまず人材不足を解消するために、新しいキャストを募集するが、癖のある人間しか面接に現れなかった。
資金の方も、キャストの給料すら払えない危機的状況であり、それを解消するために第二パーク予定地を売却しようとする。しかし、かつてキャストがいなくなったとされるほら穴が存在しており、売却の邪魔にならないか確認するために探索してみると、そこは地下迷宮であった。
果たして、資金不足は解消することができるのか。
感想
なんか、微妙でしたね。長編もののはずなんですけど、外伝を見せられている感じでした。
1巻よりも話のネタというか会話は面白かったんですけどね。ストーリーは面白いかと言われれば面白くないです。
1巻ほど山場もないですし、息抜きに書きましたよ、と言われても納得してしまうほどの適当さ。真面目に遊園地経営にする気はなさそうです。
1巻の感想を書いたときにアニメよりも原作のほうが面白いと書きましたが、2巻だけで言うと、アニメのほうが面白いですね。アニメを見て原作を買おうと思った人は、2巻を飛ばしてもいいのではないでしょうか。なんて、それは流石に言い過ぎかもしれませんが。
でもキャラは好き
ストーリーはボロクソ書きましたが、キャラクターは好きです。ほんとキャラはいいんですよ、キャラは。適度にラブコメの波動も感じる流れもありますからね。
だから、ストーリーを期待せずにキャラクター同士の絡みを楽しむつもりで読むなら面白いと思います。私は、期待しているものをその方向に変えました。そうすると、3巻も読んでみようかなという気にさせてくれるんですよ。
というわけで、3巻も読みます。決してまとめ買いをしてしまったからというわけではありません。それに、キャラクターを楽しむ内容だと思って読んでいれば、とても面白いので。
結論は、ストーリーよりもキャラ同士の絡みを求めると楽しめるライトノベルだということです。
追記
続き読みました。