今日からできる二番目に健康に良い習慣 『なまけ者でも無理なく続く77の健康習慣』
最近、忙しく不摂生な生活をしていたら風邪をひいたので『なまけ者でも無理なく続く77の健康習慣』を読みました。
一番健康に良いことをするのが身体にはいいのですが、敷居が高くなかなか実行することができないと思う人もいると思います。そんな人のために、二番目に健康のいいことだけどすぐに出来そうという健康習慣を集めたのが、この本の内容となっています。
なまけ者でも続くと言っているだけあって、今日からできそうな健康習慣にしては敷居の低いものばかりでした。今回は、すぐにできそうなものを幾つか紹介していきます。
朝、コップ一杯の水を飲む
水分というのは、身体にとって重要なものであるため、1日1リットル以上飲むことが大切だということを聞いたことはないでしょうか。テレビで、1日2リットル飲むだけで痩せられるとかやっていたような気がしますが、なまけ者にとっては2リットル飲むこと自体がきついです。1リットルでも、なまけ者がそれを毎日続けるのは至難の業でしょう。
そこでなまけ者でもできる健康習慣というのが、起きたらコップ一杯の水を飲むということです。もし既に飲んでいるというならば、もう一杯飲みましょう。
水は体の中の老廃物を取り除くのに必要であるうえ、人間は寝ているうちにコップ一杯分の汗をかいていると言われていますから、1リットルは無理でも寝起きにコップ一杯は飲んだほうがいいでしょう。というか飲んでください。
自分の睡眠サイクルを作り、6時間をキープ
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠という2種類で構成されたサイクルとなっていまして、眠りの浅いレム睡眠を終えたタイミングで起きられると、すっきりと目が覚めると言われております。この1つのサイクルが平均90分であるので、理想の睡眠時間は7時間半~8時間とされています。
しかし、人間は8時間も寝る必要はないので、1サイクル減らした6時間でも充分活動することは可能です。そのため、本書では6時間~6時間半を自分の睡眠サイクルとして睡眠時間を調整しようということです。
例えば、7時起床の予定で現在12時だとすると、寝ても7時間睡眠で中途半端なサイクルとなってしまうので、1時になってから寝ることでちょうど4サイクルで目を覚ますことができるということです。
ただし6時間より少なくするのは、身体への負担が大きいのでおすすめできないようです。ショートスリーパーでもない限りはやめましょう。
いつもより30分早く起きる
朝4時に起きて、勉強したり運動したり自分のための時間を取りましょうというライフハックが流行っていた時期がありましたが、なまけ者には朝早く起きるというのは至難の業です。
時間があるなら寝ていたい、寝ることが自分への一番の投資だ、そう考えている人も多いのではないでしょうか。そんな人はいつもより30分起きて体と心をアイドリングしましょうというゆるい健康習慣です。
いくら布団が友達という人も、いつもより30分くらいなら早く起きられるのではないでしょうか。たまには友達という時間よりも自分の時間に使いましょ。
朝の30分というのは大きな30分です。毎朝ごはんを食べる時間がない人はごはんを食べることができます。時間がなくてトイレに行けない人も、ゆっくりトイレにいられます。30分早く家を出れば、満員電車を避ける事ができるかもしれません。
良いことずくめじゃないですか。さあ、30分早く起きましょう。
眠くなるような昼食の食べ方をやめる
昼食の後は眠くなってしまいますよね。だから寝られるのならば15分仮眠をとるのが一番いいのですが、昼寝をするような場所がないという人がほとんどでしょう。昼寝ができない。ならば、眠くなるような昼食の食べ方を止めましょう。
昼食後に我慢できないほど眠くなるという人は、昼食の食べ方に問題があるのかもしれません。その問題とは、早食いと炭水化物の摂り過ぎです。
早食いや炭水化物の摂り過ぎは、血糖値が急激に上がり、大量のインスリンが分泌されます。大量のインスリンは眠くなる作用がありますので、気をつけなければいけません。
対処法は簡単です。ゆっくり食べて、野菜、おかず、ご飯の順番で食べればいいのです。さあ、食後眠くなる人は今日からやりましょう。
まとめ
睡眠関係の健康習慣ばかり取り上げてしまいました。でも人間の健康には睡眠が欠かせませんからね。
他にも食事や運動について書いてありましたので、興味のある方は読んでみてください。