「脳と言葉を上手に使う NLPの教科書」を読んで
文字通りNLPの教科書みたいな本でした。NLPを利用してコミュニケーションを円滑にしたり、トラウマを克服して自分を変えたりといったNLPを日常生活に取り込む方法が例を交えて書いてありました。
内容自体はとてもわかりやすく内容も多かったので、初めてNLPについての本を読んでみるという人にはピッタリの本だと思いますが、一度読んだことのある人には、内容が被っていて新しい情報が得られないかもしれません。ただ教科書として手元に置いておくというのもいいと思います。教科書って大抵ないがしろにされて、参考書ばかりチヤホヤされている、主役であるはずなのに目立たない可哀想なやつですから。
あとこの本の帯になりたい自分になると書いてありますが、なりたい自分になるためには、この本に書いてあることを地道にやっていく人でないと効果はありませんよ。NLPは魔法ではありませんから、即効性はありません。すぐに変わりたいんだという人は、アジアでバックパックするとか留学するとかもっと違う方法で変わろうとした方がいいと思います。まあ行ったとしても変われるかわかりませんけど。