のほほん読書感想録

本の感想や学んだことを主に書いてます。ビジネス書から小説、漫画までいろいろ読んでます。

『お金の不安がなくなる哲学』幸せになるお金との付き合い方

お金の不安がなくなる哲学』を読みました。自由に生きる哲学講義というシリーズのようで、「仕事の不安がなくなる哲学」という本もありましたが今回はこっちです。

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内容紹介

この本は、お金にまつわる不安のタイプや、お金に対する不安の原因を見つける方法、そもそもお金とは何か、といったお金の考え方や付き合い方が描かれていました。

 今回は、幸せになるためのお金との付き合い方を少しだけ紹介していきます。

 

お金だけでは幸せになれない

元をただせばお金は単なる交換手段でしかない。簡単にいえばお金は道具である。

お金は道具であり持っているだけ幸せになることはできない、という主張です。それをわかりやすくするために、このような図が書いてありました。

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幸福感は、ある一定の金額を過ぎると上昇しなくなり平らになるという図です。金額の軸の真ん中あたりが平均年収ですので、日本で言うと250万円以上の年収があると、お金で幸福感が増えることはないということです。

 

このことから何が言えるかといいますと、いくらお金があったからといって幸せとは限らないということです。物に変えても同じです。高級車に乗っていようとコンパクトカーに乗っていようと、車を持っているだけでは幸福感は変わらないでしょう。問題は、車を使ってどのようなことをしたいかです。社会的地位を上げるためだけにお金を使うなんて勿体無いですよ。

 

お金は一要素にすぎない

お金は、幸せになるための一要素に過ぎません。お金を使ってどのようなことをしたいか、どのようなことを得たいかのほうが大切なのです。

例えば、家族で旅行に行くときに20万円の旅費でハワイに行くとしましょう。そのときに、20万円の旅行・ハワイへ旅行・家族と旅行のどれを一番念頭に置くかということです。

お金だけあれば幸せになれると考えている人は、20万円の旅行ということしか頭にないということです。今から20万円かけて旅行に行くんだと考えていても幸せになれそうにありませんよね。大事なのは、ハワイでしか味わえない体験をすることや家族と沢山の思い出を作ることです。

 

このように、お金が多くあっても考え方によっては幸せになることはできません。そのうえ、お金が少なくても家族と沢山の思い出を作るだけなら、工夫次第で良い思い出を作ることができるでしょう。お金なんて手段でしかありません。お金が絶対だと思っている人は、その価値観を一度考え直してみたほうがいいのかもしれませんね。

 

この本は、どういうお金の不安が解決できるか

最後に、この本を読んで解決できるお金にまつわる不安を紹介したいと思います。

そもそもお金にまつわる不安は、本書の記述では以下の4つのタイプがあります。

  1. 「欲しいものが手に入らないのではないか?」
  2. 「お金は害悪なのではないか?」
  3. 「お金がなければ、社会的地位が低いのではないか?」
  4. 「生活費を稼ぐだけで精一杯だ」

 

このタイプの中で、不安が解決できそうなのは、1~3です。

1と3は上記のように、お金だけが人生を決めるわけではないから、高いものを買ったからといってそれが人生を良くするわけではない、といったことが2章に渡って書かれていました。2も、お金は汚いわけじゃないんだよ、といったことが2章くらい使って書かれています。

 

しかし4は、節約しようみたいな一文しか書かれていませんでした。何回も読みなおしたのですが、見落としてしまったのでしょうか。もし見落としでないならば、この不安を解決するために購入することは避けたほうがいいです。これよりも、家計にやさしい節約術みたいな本を買ってください。

 

お金の不安がなくなる哲学 自由に生きる哲学講義 スクール・オブ・ライフ vol.1 (自由に生きるための哲学講義―スクール・オブ・ライフ)

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